足のこむら返り・足がつる｜大阪市住吉区我孫子で糖尿病はゆかわ内科クリニック

足のこむら返り・足がつる理由

足のこむら返り（足がつる）は、足の筋肉が突然けいれんを起こし、強い痛みを伴う現象です。これは筋肉の過度の収縮を防ぐ腱紡錘（けんぼうすい）の機能が低下することで起こり、足以外にも太もも、肩、首など全身のどの部位でも起こる可能性があります。

基本的に、けいれんしている部位を伸ばしたり、安静にしたりすることで症状は治まります。たまに起こる程度であれば正常な範囲内ですが、これが頻繁に起こる場合は、体に何らかの異常が起きている可能性があります。

足のこむら返りと糖尿病の関係

糖尿病とこむら返りの直接的な因果関係は明確にされていませんが、糖尿病が進行すると以下の理由でこむら返りが起きやすくなるとされています。

電解質バランスの乱れ

高血糖状態が続くと、ナトリウムやカリウムなどのミネラルバランスが崩れやすくなります。その結果、筋肉の正常な機能が妨げられることで、こむら返りが起こりやすくなります。

末梢神経障害

糖尿病性神経障害により、筋肉の制御が適切に行われなくなることで、こむら返りが起こりやすくなります。

血行不良

高血糖による血管障害が血行を悪化させ、筋肉への栄養供給が不十分になることで、こむら返りが起こりやすくなります。

脱水

高血糖状態では体内の水分が失われやすく、脱水状態になりやすいです。脱水状態は体内の電解質バランスを崩すため、こむら返りが起こりやすくなります。

足のこむら返りの他の原因

足のこむら返りは、糖尿病以外にも様々な原因で起こる可能性があります。

 
※過度の運動、妊娠、薬の副作用などでもこむら返りが起こりやすくなることがあります

受診の目安

以下のような症状がある場合は、専門医の診察を受けることをおすすめします。頻繁なこむら返りの原因が糖尿病とは限りませんが、原因を特定することで生活の質（QOL）向上が期待できるほか、大きな病気の早期発見や予防にもつながります。

頻繁なこむら返りでお悩みなら当院へ

住吉区・あびこ駅のゆかわ内科クリニックでは、足のこむら返りを単なる不快症状ではなく、重要な健康シグナルとして捉えています。糖尿病・循環器疾患の専門医である院長が、広い視点でこむら返りの根本原因を突き止めます。

糖尿病との関連が疑われる場合は、当院で独自の治療プランをご提案できるほか、必要に応じて外部の専門機関へのご紹介も行います。早期対応が重要ですので、足のこむら返りでお悩みの方、または糖尿病による合併症が心配な方は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。